「つい最近までオオニバスだと思っていました」という文をネットで読むまで、オオニバスだと思っていました。大鬼蓮だったんですね。
このオオオニバスの花がボゴタの植物園で14年ぶりに開いたそうです。夫が見に行けと言うので行ってみました。スペイン語ではビクトリア・アマソニカと言います。学名のままのようです。
結果から言うと、もう花は閉じていたんですが。そもそも日没直後に咲くものらしいですよ。温室の前にテレビクルーがいたので咲いてるのかなーと思ったんですが。しかし池のそばにいたおじさんに、もうひとつのつぼみが土曜日くらいに開くかもという耳寄り情報を教えてもらいました。
目玉のオオオニバスの花は見られませんでしたが、平日午後の植物園は人も少なく散歩に最適です。温室の中は何かの花の匂いなのか、甘い香りが充満していました。
ただ、コロンビアは緯度の高い国のようにはっきりとした季節がないので、何かの花がいっせいに満開になることはありません。ランのコーナーを見てみましたが、やっぱりぽつぽつとしか咲いていませんでした。
母にメールで送ろうかと何枚か写真を撮っていたら、そこで作業をしていた若い女性が「それはボゴタ市の花なんですよ」と突然話しかけてきました。「その小さい、茶色いの」
私がほとんど目に入らない様子で(実際目に入ってなかった)通り過ぎたので、「ボゴタの花をアピールしなくては!」と思われたのかも。せっかく教えてもらったのでそれも撮っておきました。
帰ってから調べてみたら、そもそもボゴタ市の花が制定されたのは2003年のことのようです。花はオドントグロッスム・ルテオプルプレウム(Odontoglossum luteopurpureum)。彼女は茶色を cafecita と表現しました。茶色をカフェというのはコロンビアでは普通のことですが、コーヒー色だからボゴタの花に選ばれたんでしょうか。
2009年11月12日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
茶色はcafecita、
返信削除勉強になりました。
ご家庭でオオオニバスを栽培
返信削除http://kakaku.ecnavi.jp/item_info/20775199560429.html
オオオニバスのパスタ
http://www.sankei-kansai.com/2009/08/10/20090810-013270.php
日本凄い、というかちょっと狂ってる気も(笑)
大鬼蓮、咲いたら是非写真撮って載せてください!葉の上に子供が乗っても沈まないと書いてあります。原産はアマゾン川上流らしいです。ちなみに日本の国花を調べたら思ったとおり桜でした。でも国で制定したわけではないとも書いてありました。ついでにコロンビアを調べたらカトレアで、しかもブラジル、コスタリカ、フィジーもそうでした(笑)カトレアが寒さに弱いわけです。翌年咲かせられた事は有りません。胡蝶蘭は4年越しで咲かせています!(ちょっと自慢)
返信削除茶色は栗に例えるのが一般的ですが、さすがコーヒーの国ですね。
吉原さん、
返信削除一般には café です。目の色なんかも茶色だとそう表現します。
タナカさん、
Wikipedia にはオニバスとオオオニバスは違うものと書いてあったんですが、大丈夫なんでしょうか、食べて。
アマゾン現地の人も意外と食べてるかも。
Andaluzaさん、
今日の夕方行くかもしれないんですが、咲いているかどうか……。人が多いかもしれないのも心配です。カメラの電池を持って行かなくちゃ。
4年ごしの胡蝶蘭、すごいですね。胡蝶蘭は豪華な花ですよね。ランはやはり、一般には寒さに弱いようです。ボゴタは高地なのであまり咲いていません。