また行ってみたんですが、花はまだ開いていませんでした。たぶん、もう行かないと思います。さすがにずっと付き合ってはいられません。
温室は今はソーラーパワーであたたかくされているようなのですが、それでも雨が降ると気温が下がるし、日照時間も減るしで、アマゾンとはさまざまな条件が違うので開花の予測も難しいのでしょう。この植物園に植えられてから 35 年の間に3回しか開花していないという話もそれを裏付けています。1回目は 75 年、2回目は 95 年だったそうです。
今日は日曜なのでさすがに混んでいました。しかしほとんどの人の目当ては蝶の展示です。そのため子供連れが多かったです。
私たちが着いたのは昼すぎでしたが(昨日は 10 時頃が見頃と書いていますが、その時間ちょうどに行ったりしないのがコロンビア)、ちょうどそのとき強い雨が降り出しました。切符売り場に並んでいると、若い男性職員が「今日は蝶の展示はもうありません」と言っていました。雨で気温が下がったりして蝶が活動しなくなり、あまり見るべきものがなくなるからということでした。あと、午前中に相当多くの入場者があったようです。展示打ち切りを切符売り場の前で告げるのは良心的だと思いました。
これで、ほとんどの人は列を離れてしまいました。
しかし温室に行くと、それ以前に入場した人がまだ列を作っていました。蝶の展示は温室の一角にあるのです。
雨を避けるために列を屋根の下に入れようとする職員のひとりに、私たちは蝶を見に来たのではなく、ビクトリアだけ見たいんだと言うと、横の入口から入れてくれました。しかしそこでも順路に従って人はかなり並んでいて、私たちもゆっくり進むことになりました。
雨を避けられたのは助かりましたが、ところどころ雨漏りしています。雪が降るような場所ではないので、建物の密閉性が甘いのです。
ビクトリアの池は順路の最後にあります。そこでは昨日の園長が話をしていて、例の「プロフェ」の顔も見えました。
つぼみは昨日より少しふくらんで見えましたが、やはり閉じています。このあたりから、単に雨宿りをしている人が増えてきました。そういう人は動かないので、その人たちの間を縫って外に出、さっさと帰ってきました。
蝶の展示も興味深いし、別料金とはいえやはり 2000 ペソなので安いんですが、これは2年ほど前に見ています。この前、近郊コタの自然公園みたいな場所でも見たし、こんな人混みに混じって見るほどでは。
でも植物園自体はゆったりしてなごむ空間です。アヒルなんかも放し飼いになっていて、そこらを歩いています。うちからはそれほど遠くないので、またときどき来るでしょう。
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