2010年3月26日金曜日

肉屋の買い物は難しい

鶏肉とそれ以外の肉は別の店で売っていることが多いんですが、だいたいどちらも買いに行く店は決まっています。日本でも鶏肉とそれ以外は別の店ですよね(関西だけ?)。

しかし牛・豚の店はけっこう難しい。

まず、部位の名前がよくわからないということがあります。部位の名前自体はわりと知ってるんだけど、それぞれがどこに当たるのかわからない。スーパーのパック肉には部位が書いてありますが、それがそのまま肉屋で通用するとは限りません。だいたい「柔らかい肉ください」とか言って買ってます。ほかのお客さんを見ていると、やっぱりそんな感じで「アサード(焼肉)用」とか言う人もいるし、「カデラ(腰)」とか、ちゃんと部位を言う人もいます。

近所の肉屋の場合、さらに行くタイミングが難しい。よく閉まってるんです。午後とか。2時、3時台は閉まっていることがよくある。開いていても、「豚肉あります?」とか聞くと「あー、もっと遅くないとないよ」などと言われて5時頃出直したり。

最近、この店は新しい従業員を入れるようになりました。「大丈夫かな」って感じの若い男の子。

それでも最初の頃はいつもの店員(2人いる)が一緒にいたんですが、数日前に行ったらメインも違う人に変わってる。

肉屋は対面販売で、店員に肉を選んでもらうことになります。つまり店員への信頼感も込みでその店を選んでるわけだから、人が替わっちゃうと困るんですよね。

と思うのは私だけではなかったらしく、ひとりのおばあさんが「ドン・ホルヘはいないの」などと聞いていました。肉屋もドン・ホルヘなのか。隣の八百屋もドン・ホルヘなのに。2人のうちどっちがホルヘなのかしら。

そしてそのドン・ホルヘは休んでいたらしい。休憩なのか休日なのかはわかりません。

そういえばこの店、間口一間みたいな小さい店なのにわりと儲かっているらしく、いつものガラスケースの上に新たな冷蔵ケースを入れていました。

肉屋って切る前の大きなかたまりが鉤に引っかけて吊り下げられていることがよくありますが、その引っかけたものまで冷蔵になっているのです。確かにその方が安心ではある。

従業員を入れたのも事業拡張の前段階かも。

私がわりと気に入ってよく行く店は、徐々に設備投資されたり、店が拡張されたりすることが多いです。ということはほかの人も気に入っているということ。やはり消費者はよく見ていますね。

2010年3月19日金曜日

体調不良

お腹の調子が治らないのはやっぱりコーヒーフィルターが清潔ではないからではないかという気がしてきました。コーヒーメーカーが買えるまで上澄みを飲もう(トルコ式)。夫は大丈夫みたいなんですけど。

犬の1匹もずっと調子悪いんですが、犬はコーヒー飲まないので何が原因かわかりません。たしかにたまに拾い食いはするけどそれでずっと調子悪いとは考えにくい。年なのでシニア用フードにした方がいいのか、あるいはフードのメーカーを替えた方がいいんじゃないかと考えています。

自分については、どうも胃下垂があるような気がするんですが、それを一般医に言ったら「そんな病気は存在しない」と言い切られました。そ、そうなんでしょうか?

2010年3月10日水曜日

薬の注意書きはよく読んで

先週は「ボゴタ史に残るバスのストライキ」であったようです。月曜に始まってすぐ終わるかと思ったスト、しかし火曜になっても水曜になっても終わらず、ストとは関係ない市営の2両バス「トランスミレニオ」は満員で通勤に数時間かかる人は出るわ、バス代わりに勝手に走っているトラックに満載されて通勤する人はいるわ、果ては曜日ごとのマイカーナンバー制限(末尾の数字によって市内を走れない日がある)は一時解除、学校は休校、場所によっては抗議行動に便乗した暴動が発生して市街戦のごとき有様、という状態になりつつ、木曜になんとか終結しました。

ということとは関係なく、私はお腹を壊していました。よくあることなんですがなかなか下痢が止まらないのでついに薬局に薬を買いに行きました。

実は下痢止めをコロンビアで買うのは初めて。たいていは1日くらいで治るのです。あと、日本から母が送ってくれた薬を飲んだりなんかしていました。

市販薬はあまり飲みたくない、というのは、ここいらで売られている薬は日本の市販薬と違い、本来は処方薬であるはずのものがけっこう混じっていて、かなり強いんです。医者に行かずに薬だけ買おうというのが無精なんですが、医者は予約とかで時間もかかるし。アレルギー性鼻炎持ちなので、一度ひどい時に近所で抗ヒスタミン剤を買ったら強すぎてフラフラになり、犬の散歩中に引っ張られて転んだこともあります。

いつもの薬局で、しかし知らない若い兄ちゃんに薬を売ってもらいました。箱なしの錠剤6個で3500ペソ(約167円)。ジェネリックだな。

箱はないんですがパッケージ(何というのか、錠剤やカプセルが入っているパチパチする入れもの)はあり、名前と容量が書かれています。

帰ったらまず、商品名で検索。とりあえず下痢止めであることは間違いなさそうなので飲んでみました。この時はインターネットが夫のパソコンにつながっていたので、あんまり詳しいことは調べられなかったのです。

商品名では日本語サイトはヒットしなかったので、数時間後に薬品名 Loperamida で検索してみました。そうしたら恐ろしいことが。

青年海外協力隊経験者らしい方の「下痢は気合いで治しましょう」というページがヒットしたのですが(http://www.geocities.jp/j_diario/risk/diarrea.htm)、そこには……

・日本では1回1カプセル(1mg)を1日に2回が標準的な用法・用量です。しかし、ニカラグアでは1回1錠(2mg)を1日に2回と日本の2倍の用量になっています。

・医薬品の知識が曖昧な店員もいるので必ず医薬品の箱などに記載してある用法・用量を確認しましょう。

などと書かれていました。後者についてはもう何度も経験済みで、基本、処方薬にはたとえ箱があったとしても詳しい用量は書かれていません。薬局の店員だよりです。だからこそネットで調べるのです。

問題は日本の用量です。急いでパッケージを確認したらやはり 2mg。近所の店員はこれを「8時間ごとに飲め」と言ったんですが……。まともに飲んだら3倍ですよ。また、上記サイトに「下痢が改善したらすぐに服用を中止してください。ロペラミドは“錠剤が残っているから全部のんでしまおう”と考えると便秘に苦しむことになります。」とあったので、とりあえず1錠飲んだ時点で様子見。

たしかに下痢は止まりました。でもなんかお腹が張っている感じが。これが「便秘に苦しむ」症状か?

数日後にやっと薬が切れたようで、またちょっとお腹を下したので「やっぱり医者に行くべきか」と思っていたら、なんか治りました。医者に行ったら「婦人科の検査受けた?」と聞かれそうでイヤだったんですよね~。婦人科は去年の5月に予約を取るふりだけして行ってないからです。今年は行こう。

そんなこんなで、薬局の薬は要注意。飲む前にネットで調べた方がいいでしょう。

2010年3月2日火曜日

FlashForward

海外ドラマの記事にはやっぱり別ブログを作ろうかなと思ったりもしましたが、とりあえず同居させてみます。

新番組『FlashForward』、『LOST』の次の時間なのでつい見ましたが、けっこうおもしろい。SFだー!と思ったら、原作がソウヤーだったんですね。『ゴールデンフリース』しか読んでないや……。

Wikipediaによるとドラマと小説はストーリーがかなり違うらしいんですが、ドラマの方は初回からけっこうスピード感ある展開、2話目に視聴者を繋げるようにうまく作ってある脚本だと思いました。

ドラマのストーリーは、世界中の人が一斉に同じ時刻に意識不明になる。意識不明だった2分少々の間に、彼らのほとんどは半年先の未来の出来事と思われるヴィジョンを見ていた。

この半年先のヴィジョンが本当なのか、本当であってほしい人やほしくない人のドラマが描かれると思われます。主人公はFBI捜査官なので事件捜査に役立てたり。

しかしこの「半年先」というのが、とりあえず1シーズンしかなくてもストーリーは完結できるようになっていてうまい。

いかにせん、ドラマは水物。いつ打ち切りになるかわからないので、打ち切られたら原作を読もう。

日本でも今年放映されるとか。