2009年10月31日土曜日

肉は 500g 単位で買わなければならない

ポンドという単位をスペイン語でリブラというと知って、ポンドの記号が lb であることが納得できました。元はラテン語のようです。

コロンビアで普通使われている長さや重さの単位はメートル法ですが、たまに違うものが混じってきます。そのひとつがこのリブラ。1ポンドは正確には約 454g ですが、コロンビアでは基本がメートル法だからか、500g を1リブラと考えます。

八百屋や肉屋などで計り売りのものを買うときに、この単位が使われます。スーパーでも野菜や果物は計り売りのことが多いので基本単位ごとの値段が表示されていますが、1kg の値段が書かれていることもあって要注意。

しかし最低 500g 買わないといけないかというとそんなことはありません。「半リブラ」という買い物もできます。うちは2人暮らしなので1回分の肉などは半リブラで買います。ものによっては4分の1リブラで買えるものもあります。しかし肉類はそんなに細かい買い方はしないかも。

半リブラといえば 250g。しかし日本で 100g 単位の買い物をしていたことを考えると、本当は 200g でいいんです。でもそんなちびちびした単位を受け付けてもらえるとは思えず、いつも半リブラと言って、切った肉なんかは「ちょっと多いけどいい?」とか言われて 300g くらい買わされるという……。多ければ次の日の昼とかに食べるからいいんですけど、むしろ減らしてと言いたいと思いつつ言えない小心者です。

2 件のコメント:

  1. コロンビアはおおらかというのかいい加減というのか(笑)
    日本で昔重さの単位で「貫」というのがありましたよね。それは1貫は3.75kg。それをメートル方にしたとき消えました。正確さを誇る日本には4キロにしようという発想はハナからなく長さの単位の尺も消えました。消えたのはもったいないけど、500匁(モンメ)を2キロとかってやはりおかしいですネ(笑) でもいいな~、そのあたりの感覚!!

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  2. 3.75 はちょっと半端だったんでしょうか。
    私の祖父は大工をしていた人で、父も若い頃にその手伝いをしたりしたせいか、長さをよく尺寸で言うことがあります。身長なんかはメートル法を使いますが、建築物などはその方がわかりやすいようです。
    コロンビアの計量はほんとにどんぶりです。粉ものなどのパッケージに作り方が書いてある場合、「カップ1杯」などとありますが、そのカップ1杯がどのくらいかは適当です。

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