2010年2月11日木曜日

コカーダ

先日のお客さんはコロンビア第2の都市、カリから来た人でした。カリは西の方、ボゴタよりももっと低く、暑いところです。

おみやげにコカーダをいただきました。cocada はネットで調べると主にブラジルのお菓子らしい。ココナツの千切りを砂糖で固めたものです。

コロンビアのものは黒砂糖、パネラで固めるようです。

持ってきてくれた彼女はコカーダが好きじゃないというので、「自分が好きじゃないものをおみやげにするんだ……」と最初ちょっと意表を突かれましたが、よくよく考えると私も和菓子は好きじゃないですが、日本国内で誰かの家に行く時はようかんとか持っていくこともあるかもしれない。

フルーツサラダのココはあんまり好きじゃないのですが、コカーダはわりと好き。砂糖水で固められたことによってほどよくしんなりし、それでいてちょっと歯応えのあるきゃしゅきゃしゅした食感がいいのです。そういえば昔から、せんべいはちょっと湿っているのが好きだった。

すごく甘いんですが、ココには味がないのでちょうどいいです。とはいえ、人によってはやっぱり甘すぎると感じるでしょう。

以前住んでいたところでは、スーパーに行く道の途中に年輩の女性が座って「ラスコカー」と言いながらコカーダを売っていました("Las codadas". と言ってたんだと思います)。この前久しぶりに通ったら、そのあたりがちょっと様変わりしていて、彼女はいませんでした。おばちゃん元気かな。一度も買ったことはないのですが。

2 件のコメント:

  1. やはり好きじゃないものをお土産にするという発想は面白いです。でも銘菓(名産)なら分かる気もします^^
    「ラス コカー」、やはりコロンビアも語尾を食べてしまうんですね。アンダルシア人も語尾を食べると言われています。なのでアンダルシア人と話すのは苦手です(笑)
    スカイプをしようと言って来ますがメールにしてと逃げています。(はっはっは)

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  2. 銘菓って、あんまり自分で食べる気になれないですよね。たまに「もらうとうれしいもの」はありますが、自分では買わなかったり。
    語尾を食べるのは、ボゴタではあまりしません。人によりますが、はっきり発音する方が多いですね。テレビのアナウンサーも「レアル・マドリッド」とか言ってます。
    でも電話で外国語会話はしんどいですね……。

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