2010年6月7日月曜日

環境エキスポに行ってみた

いつもの見本市会場で環境エキスポというような催しが行われていたので行ってみました。夫が職場の大学でチケットを1枚もらったというもので、専門的な展示やカンファレンスばっかりなんじゃないかと思っていましたが、意外と普通の人にも楽しめるものでした。

私はもちろん入場券を購入。1万ペソでした。学生や子供は半額。


入ったところでは国内のさまざまな場所を紹介する写真展示。それを見たあと、最初のパビリオンに入る前に警察犬のデモンストレーションに捕まりました。警察犬と環境はたぶん関係ないですが、市民に対して活動をアピールするためか、人が集まる場所では軍や警察関連のデモンストレーションがよく行われます。そういえばたいてい、見本市会場の前には騎馬警官がいるのにこの日はいなかった。


整列して挨拶。軍人のようですが、これがコロンビアの警察官の制服です。


こんな技も見せてくれました。

写真はたくさんあるんですが、メインは警察犬ではないので省略。


中は普通の見本市。


わけわからなくとも、模型があるとつい見てしまう。これは農場における動物の排泄物の再利用モデル。


ある大学のリサイクル材料を使った画材の展示にいきなりアトム。


コロンビアの各県の展示には生きたカメやワニも。このワニは1メートルちょっとくらいの小さいものですが、通り過ぎる女性たちが次々に「可愛いー!」と言いながら見ていくのがおもしろい。


ボゴタは湿地帯の保全の大切さを訴えるような展示をしていました。鳥はもちろん模型です。ボゴタには各地に「ウメダル」という湿地を中心とした公園があります。

ボゴタ市の植物園も展示を行っていて、しばらく前に結局見られなかったオオオニバスの花が開花する瞬間のビデオが公開されていました。そのあたりをうろうろしていたら、係員のお兄さんが卓上カレンダーをくれました。


壁面展示でも、この茶色い部分はボール紙の筒(ラップの芯みたいな)でできているなど、リサイクルを主張。

土曜のこの日は最終日で、アテルシオペラードスといった国内有名バンドのコンサートが行われることになっていました。夫は招待者なのでただでコンサートに入れたはずですが、チケットの配布に間に合わず。どうせアテルシオペラードスは最後で時間も遅いし、それが目当てで来たのではないのでいいのですが。

農業や民芸品関連の人気エキスポに比べると人は少なかったですが、それでも子供連れも含めなかなか賑わっていて、環境に興味を持つ人が増えていることを感じました。見る方にすればこのくらい空いている方がありがたい。


展示とは全然関係ないんですが、この会場のそばにはこういう高層アパートが建っています。以前は殺風景な建物だなーと思っていましたが、最近新聞などでよく名前を見るル・コルビュジェという建築家について少し調べたら、彼の集合住宅にちょっと似ているかも。これはもちろんル・コルビュジェのものではありませんが年代的にはぴったりです。実際にはル・コルビュジェの建築物はボゴタにはないと思うのですが、彼が作成したボゴタの都市計画というものはあるそうです。

このあと、実際にこのアパートの敷地の中を歩く機会があったのですが、何棟もの建物が広い緑地を共有していて、住むには良さそうなところです。しかし52年に完成したらしく、さすがにエレベータなどは見るからに古い。乗りませんでしたが。

2 件のコメント:

  1. アパラチア2010年6月12日 12:07

    こんにちは。初めまして。
    北米に住む者ですが、私もそのエキスポに昨日行ってきました。
    今回初めてボゴタに行きましたが、想像していた以上に良いとこですね。
    今後またボゴタに行くことが多々ありそうなので楽しみです。

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  2. アパラチアさんはじめまして。
    コメントありがとうございます。
    というか、承認が非常に遅くてすみません。
    将来来られる時も、ボゴタの滞在をお楽しみください。

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