昨日、近所に住む夫の親戚からお手製のエンパナーダをもらいました。数日前から「木曜にエンパナーダを作ってお裾分けしてくれるらしいよ」と聞いていたので、何か大がかりな行事なのかと思ったんですがそういうわけでもないらしい。クリスマスが近くなるとエンパナーダを食べるとかいうこともありません。
夫が帰ってきた頃にはけっこう冷めていましたが、それでも手作りなのでおいしかったです。
いつもいろいろな物をもらうので、何か日本っぽい料理でも作って分けてみようかと思わないでもありません。私は今までにそういうことをしたことがないのです。なぜかというと、主に料理が嫌いだからなんですが。
何か日本の行事にちなんだ食べ物で、簡単にできそうなものってないかなーと考えたのですが、材料が手に入るとか入らないとかいう以前に問題が。
コロンビアの人はあんこが嫌いなのです。もちろんそれを食べたことがある人はほとんどいないわけですが、とにかく豆が甘いのはダメなようです。トウモロコシが甘いとか(アレパ)、米が甘いとか(アルロース・コン・レチェ)いうのは許せるのに、なぜか豆は許せないらしい。
夫は一時、日本にいたことがあるんですが、一度スーパーで「あ、フリホーレスだ」と思ってあんこの缶詰を買ってしまい、すごく衝撃を受けたそうです。
小ぶりのフリホーレスを使えばぜんざいなんかは比較的簡単にできそうなんですけど。じゃあ、日本の伝統料理を作る案はボツってことで。
2009年12月12日土曜日
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照り焼きチキンなんてのはどうでしょうか?
返信削除在日のコロンビア人には「帰国したら屋台で照り焼きチキン(焼き鳥)を出せば商売になるかも?」と言う人が結構いましたが。あとプリクラ。
醤油が手に入れば、あとは砂糖とラム酒かワインで出来そうな。
日本酒の代わりにアグアルディエンテで作ろうとした強者もいました(笑)
わァ~豆が甘いのが許せない、メキシコ人も一緒です。
返信削除ラテン圏に共通の味覚なんでしょうか?
日本人にとっては甘すぎる甘い物みんな大好きなくせにあんこ物、おはぎ、ドラ焼など全てだめです。
甘納豆とか食べさせたことないけどどうなんだろう?
タナカさん、
返信削除照焼きですか~。私自身、ポジョ・アサードとどう違うのかよくわかってませんが、醤油で作るだしみたいなのを塗れば照り焼きなんでしょうか。
一度、義兄が来た時にピーマンの肉詰めを作ってみましたが、こちらのピーマンは肉厚だし、皮を剥いたりしていたらすごく手間がかかって、もうやりたくありません。だいたい日本料理じゃないですね。
最近は寿司もスーパーで売ってるし、特に珍しいものというのはなくなりつつあります。
プリクラも置いているところを見たことがあります。
TakaBrownさん、
メキシコの人もダメなんですか。
なぜなんでしょうね。日本人からすると、フリホーレスの煮たのが甘くないのがむしろ衝撃ですが。
甘納豆は自分も好きじゃないので、買ってまで試したくないですが、一度試してみてください。
甘納豆は、知り合った総てのラティーノに無理矢理食わせましたが
返信削除共通していた反応は、最初は「え〜??」って感じで拒否、試しに食わせたら「まぁまぁ」と言う感じ、袋ごと押し付けたらこそこそつまんでました(笑)
文化的に甘い豆が馴染んだものと正反対なんで思考的に拒否反応が出ますが
味覚的に甘いものが美味いのは世界共通なんで。
日本育ちの彼らの子供達が「あんぱん」大好きで、パン屋やスーパーでせがまれるのには、彼ら苦笑いをしてますが。
甘納豆レポートありがとうございます。
返信削除子供たちはあんぱん好きなんですね(笑)。
私は実はあんこがさほど好きではなく、和菓子全般が好きではありません。
甘い煮豆はアリかなーと思えるんですけど。