2009年12月14日月曜日

ハンドクリームを求めて

晴れて暑いほどの日が多いのですが、これはエル・ニーニョの影響だそうです。とはいってもボゴタなので日の当たらないところは涼しいのですが。

もっと低いところに行くと、影でも空気がなまぬるくて驚きます。

ところで私は血行が悪いせいか手が荒れやすく、日本に住んでいた頃は冬にはいつも手ががさがさでした。これはユースキンAというハンドクリームでないと治らないのです。

こちらは年中秋のような気候なので油断するとすぐ手が荒れます。日本から来る人に買ってきてもらったりしてほそぼそと持っていたユースキンがついに切れてしまいました。

困った……ワセリンとか効くかな。

とりあえず近所の薬局で相談してみることに。

「手のクリームありますか? 薬っぽいのがいいんだけど」と言ったら、実際に私の手を見て店員さんが出してくれたのはどこか飲み薬のような容器。たしかに薬っぽい。バイエルのマークも。

半信半疑だったので小さいのを買い、家に帰ってよく見ると材料は酢酸アルミニウム。なんかこれしか入ってないようなんですけど?

アルミニウムという言葉にややびびり気味。ネットで調べるとブロー氏液というものらしく、日本では薬局などで売っているものではないようです。アレルギーの治療に使われることがあるとか。値段は安くて、60ml 入りで 4500 ペソ(200 円ちょい)。

「よく振って塗れ」と書いてあったのでそうしてみました。色は白く、匂いは木工用ボンドに似ています。

驚くなかれ、これを1日2回ほど塗っていたら3日ほどで症状が改善しました。がさがさが治ったのでその後は1日1回しか使っていません。

これで日本の人に買ってきてもらわなくてすみます。助かった。安いし。

商品名は Acid-Mantle N。カレフールなんかでも売ってます。しかし値段は近所の薬局の方が安かったです。

2 件のコメント:

  1. 逆にコロンビア人にとって、日本の(薬局で買える)薬は効きが弱いそうで
    国から送ってもらってる人が多いです。そういう物資を運んで両国間を行き来する商売の人もいます。

    彼らも高齢化が進み(笑)やっぱり日本は寒い為か、
    所謂成人病にかかる人も多くなりましたが
    漢方薬が意外な人気です。医者で洋・漢両刀の人も増えた為でしょうか、
    処方された漢方薬が意外に効いているようです。

    肌荒れは、あまり言われませんが糖尿患者にもある症状で
    とにかく血流と血糖に問題があると、身体の末端に充分な栄養が行かず
    カサつき・ひび割れ等が起こり易くなるそうです。毎日20分、軽く汗をかく程度の運動はなさってくださいね。

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  2. そういえばコロンビアの薬ってものによっては強いんですよね。
    私は抗ヒスタミン剤でふらふらになり、犬の散歩中に転んだことがあります。
    鎮痛剤はあんまり効かないのに。
    漢方薬といえば、ホリスティックなんかも人気が出ているようです。
    おっしゃる通り、ボゴタは涼しい気候が続くこともあり、冷えやすいようです。PCの前で座っていることが多いので身体が冷えているようで、ちょっと肌寒いと思ったらすぐ何かを羽織るようにするとだいぶ体調が改善しました。
    犬の散歩には行くんですが、もう少し運動した方がいいようではあります。

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