2009年10月31日土曜日

肉は 500g 単位で買わなければならない

ポンドという単位をスペイン語でリブラというと知って、ポンドの記号が lb であることが納得できました。元はラテン語のようです。

コロンビアで普通使われている長さや重さの単位はメートル法ですが、たまに違うものが混じってきます。そのひとつがこのリブラ。1ポンドは正確には約 454g ですが、コロンビアでは基本がメートル法だからか、500g を1リブラと考えます。

八百屋や肉屋などで計り売りのものを買うときに、この単位が使われます。スーパーでも野菜や果物は計り売りのことが多いので基本単位ごとの値段が表示されていますが、1kg の値段が書かれていることもあって要注意。

しかし最低 500g 買わないといけないかというとそんなことはありません。「半リブラ」という買い物もできます。うちは2人暮らしなので1回分の肉などは半リブラで買います。ものによっては4分の1リブラで買えるものもあります。しかし肉類はそんなに細かい買い方はしないかも。

半リブラといえば 250g。しかし日本で 100g 単位の買い物をしていたことを考えると、本当は 200g でいいんです。でもそんなちびちびした単位を受け付けてもらえるとは思えず、いつも半リブラと言って、切った肉なんかは「ちょっと多いけどいい?」とか言われて 300g くらい買わされるという……。多ければ次の日の昼とかに食べるからいいんですけど、むしろ減らしてと言いたいと思いつつ言えない小心者です。

2009年10月30日金曜日

カボチャはスイカの匂いがする

言いたいことはそれだけです。

ハロウィーンの季節だからカボチャというわけではありません。コロンビアのハロウィーンは子供の仮装イベント程度の位置付けで、カボチャをくりぬいたりもしませんし。

コロンビアで、というかうちの近所で見かけるカボチャには2通りあります。ひとつはカラバサと呼ばれるもの。ハロウィーンでランプを作るのはたぶんこのタイプでしょう。もうひとつはアウヤマというもので、日本のカボチャに近いです。

でも「日本のカボチャに近い」と言ったらきっと、コロンビア在住邦人のみなさんに怒られるだろうな。似てると思うんだけど。皮が緑で中は黄色ですしね。ただ、日本のものよりもう少し繊維質な感じです。私はほくほくした食感の食べ物が苦手なので、日本のカボチャよりこれの方が食べやすいです。

カラバサはもっと繊維質で、ヘチマみたいな感じではないかと思います。食堂とかでたまに出てきますが、料理の仕方を知らないので実物をちゃんと見たことがありません。あっさりした煮物のような調理をされることが多いです。

アウヤマの方は、たいていつぶしてマッシュポテトみたいな料理になっています。味付けはやや濃いですが。パウンドケーキのような形になっていることも多いかも。

しかし私は日本の煮付けのように、大きく切って砂糖と醤油で煮てしまいます。

話が前後しますが、アウヤマはけっこう大きいので丸ごと買うことはまずありません。近所の八百屋だとレジの近くに切りかけのものが置いてあり、「1リブラください」とか言うとその場でナタみたいなもので切ってくれます。リブラとは 500g のこと。本当はリブラはポンドのことで、1ポンドは正確に 500g ではないんですが、コロンビアのリブラは 500g なんです。その話はまたいずれ。

頻繁にアウヤマを料理するわけではありませんが、ときどき買ってきて切るとスイカの匂いがするのです。そのたびに、本当に瓜なんだなぁと思います。

2009年10月29日木曜日

果物の選び方

マラクジャという柑橘系の果物があるのですが、店頭でこれを振るような仕種をしている人をときどき見ます。何をやっているのかと思っていたのですが、聞いたら重さを見ているらしい。マラクジャは柑橘系ではありますが(たぶん。味からの想像です)、オレンジやみかんのように皮が柔らかくありません。内部の熟れ具合を見るには重さから判断するというわけです。見た目のわりに軽い果物はおいしくないということになります。

グラナディージャという果物にもその判断が適用されます。これは厚い皮の中に半透明の果肉が種と共に詰まっている、日本では見かけないタイプの果物です。ある日、近所の八百屋さんでこれをいくつかレジに持っていったら、レジの女の子に「これは軽すぎるからダメ。もっと重いのと取り換えなさい」と言われました。とても親切。ですが商売として大丈夫なのか。

ふだん朝食にパパイヤを食べるのですが、パパイヤの選び方はけっこう難しい。基本は「皮を押してみてあまり固いのは熟れていないのでよくない」ということですが、大型スーパーなんかに売っているてかてかしたパパイヤはだいたい固いです。しかしそれがまずいかというとそんなことはありません。といって必ずおいしいとも限りません。

近所で買うパパイヤはてかっていません。熟れすぎて傷んでくると傷んだ部分を切り取り、切り身にしてラップをかけて売られています。それだと中身が見えるのではずれは少ないですが、私が買うのはたいてい丸ごとです。

熟れすぎず、固すぎないのがいいんですが、たまに持ってみて軽い感じのするのがあります。それが悪いかというとそうでもなく、種のない種類だったり。種がない分軽くなるようです。

こんな感じで手探りなので、ちょうどいいパパイヤが買えるとうれしい。熟れすぎる一歩手前くらいのパパイヤは本当においしいですね。

コロンビアは赤道直下なので野菜や果物には季節がないのかと思っていましたが、そうでもないよう。雨の調子なんかも関係するんだと思いますが、同じ果物でも高いときと安いときがあります。今はパパイヤは安いみたいでありがたいです。

2009年10月28日水曜日

Los simuladores と外国人登録

この番組はたいてい、本編の始めに 10 分ほどの短い話があるんですが、今回はそちらの方がおもしろかったです。

外国人登録所のようなところの窓口の一つに、何かと難癖つけては書類を受理してくれない年輩の女性がいる。

やっぱりこういうことってどこにでもあるんですね。私自身はコロンビアの役所でいやな目にあったことはありませんが(ものすごく待たされたりすることはありますけども)、日本のコロンビア大使館の受付の女性はいけ好かない感じでした。今もその人が受付なのかどうかわかりませんが。法律的な書類の申請に行く人だけでなく、ちょっと電話で問い合わせただけの人もいやな印象を受けるらしく、ある意味とても公平な人かもしれません。

それはさておき、ドラマの中のこの女性のところにある日、ハンガリー政府から派遣されたような男性2人がやって来ます。彼らの言うには、彼女は数十年前にハンガリーからメキシコに養子に出された子供のひとりらしいのです。

最初はもちろん半信半疑の彼女ですが、ハンガリー大使館(偽)でパスポートも支給され、ついに仕事を辞めてハンガリーに行ってしまいます。移住したのかどうか、細かいところはわかりませんでしたが、いやな係官を辞めさせるためだけにえらい大がかり。ハンガリー側には彼女の祖父母(自称。というか言葉は通じませんが)も住んでいます。最近国外追放になる人多いな。

ハンガリーという選択がまた憎い。ハンガリーの人はアジア系に近いらしいので、ラテンアメリカの混血系の人だと、ハンガリー人だと言われればそうかなー、と思ってしまう人もいるのかも。もっとも、ハンガリーのことをそれほど知る人もいなさそうですが。

最初の方で、日本人の Taka さんやよく出てくるアメリカ人らしい黒人青年が「あの6番窓口のおばちゃんにまたやられたよ」みたいにぼやいているので、これはひょっとして彼らの実体験から来ているのでしょうか。

2009年10月27日火曜日

ラテンアメリカンアイドルとsazon

ラテンアメリカンアイドルは先週、10人の出場者が8人に減らされるところでした。なぜ2人減るかというと、本選出場者(ファイナリスト。スペイン語ではフィナリスタ)は基本10人なんですが、予選の最後にいつも「今日はびっくりなお知らせがあります」と言ってファイナリストが2人増やされるんですね。毎シーズンこうなので全然びっくりじゃありません。でも本選の回数は増やせないらしく、最初の方で落ちる人が増えます。これって出場者にとってお得感はあるんでしょうか。

今回、パラグアイのタニアは審査員のジョン・セカーダ(キューバ人歌手)に「sazon が足りんよ」みたいなことを言われてました。

その後歌ったドミニカのマルタには「sazon があるというのはこういうことだ」と。

sazon を辞書で引くと、「成熟(した状態)」「味」「時機」などと書かれています。うーん、なんとなく言いたいことはわかるんだけどどういう日本語になるかわかりません。「円熟味」ということでしょうか。ただ、マルタは18歳なので「円熟」と言ってしまうと少し違う気も。

マルタは今期、私のイチオシです。ルックスはイマイチかもしれないけど歌はうまい。オーディション番組の王道ですね。そのイマイチなルックスがだんだん垢抜けていくのも楽しい。

タニアはない。彼女の歌は本当に、歌詞と音程を追うだけでいっぱいっぱいという感じです。しかし人気はあるようで、その先週分でも落ちませんでした。

なぜ人気があるか。こちらの公式サイトをご覧ください。
http://www.myspace.com/latinamericanidol

タイトルから下に少しスクロールすると20人のファイナリスト(本選の前にもうひとつ、視聴者投票で複数落ちる予選があるので20人)の一覧がありますが、一番下の右から2人目、バービーみたいなのがタニアです。

結局顔か。ブラジルズ・ネクスト・トップモデルとかメキシコズ・ネクスト・トップモデル(という番組があるんです。ほんとに)に出た方がよさそうな。というかもう少し年を取ったら実際に出るんじゃないかと思います。たしかこの子はまだ十代なので。そのモデル系番組が何歳から出られるものか知りませんが。

顔がいいのは全然かまわないんですけど、歌もうまくないと困る。そういう番組なんだから。

今週落ちた2人のうち1人はコロンビアのオスバルドでした。この子、去年もこのあたりで落ちてます。何回でも応募できるのか回数制限があるのかはわかりませんが、彼は彼でもう諦めた方がいいと思う。歌も顔も悪くないので、たぶん視聴者層の好みと合わないんだと思うんですよね。コロンビアのオーディション番組に出ないのは何かこだわりがあるのか、既に落ちたあとか。

彼の顔にはなんか味があります。日本の大衆演劇の女形系の顔。日本人よりは多少彫りが深いと思いますが。目付きとか、年を取ったら ネストール・セラノ みたいになるんじゃないかと思います。それくらい年を取った方が個人的には好みですが、彼本人にはどうでもいいと思います。

2009年10月26日月曜日

Los simuladores

もう何話かわかりません。何本ものビデオテープに1話とか2話とか入ってて……。ただ、この前のクローン話よりあとなのは確かです。たぶん11話くらい。

老人ホームの持ち主が建物を売ろうと考えたために、住んでいる老人たちが路頭に迷いそうになる。それを助ける話。

持ち主は30代くらいの独身女性のようでしたが、彼女にどこか影のある男性が接近し、さらに高い値で買いたいと持ちかける。謎に満ちた彼と夕食を共にした翌日、聖職者らしい男たちが現れ、その男はヴァンパイアだと告げる。

男がヴァンパイアであることがどう関係するのか今ひとつわからなかったんですが、持ち主は最終的に建物は決して売らないとその聖職者(自称)に言う。

という話で、クローン話と同様トンデモに見えるんですが、これがどのくらいトンデモかは日本人にはわかりにくいような気がします。日本人から見ると、「そんなこと信じる人がいるわけないじゃん」と思えますが、それは例えば日本人の「縁起が悪いからお祓いしてもらう」という考え方と通じるものがあるかもしれません。

日本を舞台にして、「この建物を壊したら土地の神様を怒らせる」と言われる、というような話があったとしたら、これはたしかに騙される人もいるかもしれないと日本人には思えるのでは。

ところでこれは今日見たのでハロウィーンシーズンにぴったりと思えますが、実際には先月くらいの放送です。10月は映画やテレビは確かにホラーシーズンなんですが、ハロウィーンではなくてカトリックの「死者の日」のためなのかもしれません。しかし死者の日自体はメキシコの方が盛んのようで、コロンビアではあまり派手な行事などは見かけません。

2009年10月25日日曜日

パステル

昼食時、ひとりだったのでフルーツサラダで済ませようと思いましたが、いつもの店が閉まっていました。1~2週間に1度しか行かないのでよくわからないんですが、完全に閉店しちゃってたらいやだなぁ。気に入ってる店なのに。少し歩くとまた別のフルーツサラダ屋があるんですが、そちらはアイスクリーム入りを頼むとちょっと多すぎるんです。ココの千切りがたくさん入っててもそもそするし。言えば抜いてくれると思いますが、ときどきしか行かない店なので気が引ける小心者。

というわけで、パンを買う用もあったのでパン屋でエンパナーダを買うことにしました。

しかし売り切れ。「パステルならありますよ」と言われました。パステルとは、このあたりではパイのこと。パイは皮からしてもそもそしていてあまり好きではありませんが、背に腹は代えられません。値段を聞くと 1300 ペソでエンパナーダよりやや高い。この店のエンパナーダは 900 ペソなんです。

でも2つ買うことにして、「牛肉と鶏肉と1つずつ」と言ったら牛肉は売り切れてました。なぜみんな鶏肉を避けるの? 週末のせいか、軽食の売れ行きがよかったようです。

昨日書いたような理由で鶏肉は敬遠していたんですが、この店では鶏肉のエンパナーダを買ったこともあるし、信用して鶏肉パイを2個買いました。

そしたら意外とおいしかったです。パイの皮はもそもそするのが仕様なので仕方ないんですが、中身の鶏肉はさほどぱさぱさでなく、卵も入っていました。しかし値段の高さは伊達ではなかったようで、2個食べたらかなりおなかがいっぱいになりました。1個でもよかったかもしれない。

そもそも外で食べる鶏肉に気を付けようと思ったのは、カルフールのチキンサンドに当たったことがあるからです。ここのサンドイッチはフランスパンに挟んであるんですが、チキンはやはりゆでたもので、火が十分に通っていなかったようです。それまで何度か食べていて大丈夫だったんですが、甘かった。それ以来、カルフールでサンドイッチを食べるときはターキーにしています。これだとハムなので。

カルフールの悪口をよく書いているような気がしますが、普通に買い物する分にはいいんです。家からも近いし、魚なんかかたくさんあり、値段も手頃でうれしい。が、ここの内部のカフェテリアとは相性がよくないようで、ここで食べてはときどきお腹を壊します。悪いものを出すというよりも、まさに相性がよくないんでしょう。料理にチーズや乳製品が入っているとダメです。チーズが上等すぎるのか……。